ハッカー気分を味わう。 コマンド名tracert
win10 コマンドプロンプト対象
tracertコマンドとは目的地のホストまでの途中で通過したルーターを調べるコマンドです。
途中のルーター?って思った方も居ると思います。
ネットワークではこの様な状況は基本ないです。
ホストから幾つかルーターを通して自分のパソコンに繋がっています。
現実で例えると、乗り換えせずに直接目的地に辿り着けるが、わざわざ乗り換えて目的地に到着するみたいな感じです。
なぜ、こんな面倒くさいことをするの?と思うかもしれませんがこれには色々理由があり説明すると長くなります。今回はコマンドを試すのが目的なので省きます。
早速試していきましょう。
構成文はこの様になります。
IPアドレスの調べ方は次回に説明しますので、今回はドメイン名で行きたいと思います。
ヤフーならyahoo.co.jp
アドレスが書いてある左側の部分と覚えて置けばokです。
今回はYahoo.co.jpでtracertコマンドを実行したいと思います。
実行した結果がこちらです。 念のために一部隠してます。
どうでしょうか?この結果から14つのルーターを通っていることが伺えます。
tracertとはこの様にどの経路を使っているか調べる為のコマンドです。
本来の使用方法はネットワークエラーが出た時にどこのルーターに異常があるか調べる為のコマンドですがこれを悪用することも可能です。
余談
ちなみにLinuxにもtrcerouteというコマンド存在します。
こちらもtracertと役割は全く同じですが全てアスタリスクで表示されます。
これはwindowsで実行するときの方式が微妙に違う為、セキュリティ上の理由から全てはじかれています。
もしlinuxでこのコマンドを実行してアスタリスクではなくちゃんと表示されたら相当なガバガバセキュリティです。
コマンドを実行しよう。mk、rm編(dir)
今回はmkdir、rmdirコマンドを使って行きたいと思います。
mkdirとはmake directoryの略です。📁フォルダーを新規作成するコマンドです。
rmdirとはremove directoryの略です。📁フォルダーを削除するコマンドです。
恐らく📁フォルダーを新規作成するときの流れとしてはデスクトップ上で右クリック→新規作成→📁フォルダーが一般的だと思います。
今回はこれをコマンドで実行しよういうわけです。
早速、コマンドプロンプトを起動してデスクトップまで移動しましょう。
デスクトップ以外でも作成することは可能ですが、初回ということなので分かり易くするためにデスクトップ上でコマンドを実行します。
正直、デスクトップ上なら多分マウスを操作して新規作成した方が早いです・・・
デスクトップまでの移動方法は前回の記事で紹介しています↑
hatenaという名前が付いた📁フォルダーを作成したいと思います。
この画像はまだ何も実行していない段階です。左下の赤丸が空きスペースなのが確認できます。
mkdirコマンドを実行する文はこちらです。
今回はhatenaという名前の📁フォルダーを作成するのでmkdir hatenaとなります。
はい。この様に左下に📁フォルダーが作成されたのが確認できました。
私の場合は左下だっただけで基本空いているスペースに作成されます。
hatenaとローマ字にしましたが、日本語でも📁フォルダーを作成出来ます。
mkdir はてな でも📁フォルダーは作成されます。
ローマ字と日本語は別物として認識されます。
ローマ字と日本語は別物として認識されますが、同じ名前の📁フォルダーを2個作ることは出来ません。
試しにもう一度 mkdir はてな と入力してみてください。
この様に存在するから作れへんでー と警告がきます。
ですので同じ名前で保存したいときは最後に1や2などの数字をつけようにしましょう。
次は📁フォルダーを削除するrmdirコマンドです。
流れはmkdirと一緒です。
先程作成した📁フォルダーを削除してみましょう。作成のフォルダー名はhatenaなので
rmdir hatena という文になります。
実行した結果がこちらです。 先程作成した📁フォルダーが削除されました。
これがrmdirコマンドです。
以上がmkdir rmdirコマンドでした。
この様に普段何気なくマウスで操作している動作もキーボードのみで行なうことが可能です。
元々、その昔パソコンにはマウスが存在していませんでした。
だから全てキーボード操作のみで操作していたんですよ!
マウスは凄い革新的な技術なんだよーって少しでも知ってもらいたい。
コマンドを実行しよう!cd編
コマンドプロンプトでは様々なコマンドがあり、入力することで使用することが出来ます。
そもそもコマンドってなんだよ?って思う方も多いと思います。
コマンドとはコンピューターに特定の機能を実行する命令です。
つまりコンピューターに対して○○やれよーと指示することです。
犬にお手やお座りと言うと犬はその言葉にあった動き(芸)をすると思います。
この場合お手やお座りがコンピューター界で言うコマンドになります。
早速コマンドを入力していきましょう!
まずcdと入力してみましょう!
はい。 何やら一行だけ表示されたと思います。
先程入力したcdというコマンドはcurrent directory(カレントディレクトリ)の略で超簡単に説明すると場所を変更するコマンドです。
正確にはディレクトリというのですが正直言って場所程度の認識でokです。
私の場合は現在、Usersの中のUserにいるということです。
現在いる場所???と思った方も沢山いると思います。実はパソコン(コンピューター)でも場所という概念はあります。
例えば貴方が今、自分の家に居るとします。そしてご飯を食べている最中です。
家のどこでご飯を食べますか?人によって様々だと思います。自分の部屋だったりリビングだったりと。
この様に居る場合が家であっても更に細かく分けることができますよね?
コンピューター界でも一緒です。
しかもコンピューターは実際の家と違ってほぼ無限に場所を作成する事が可能です。
次はcd desktopと入力してみましょう! cdとdesktopの間は半角スペースです。
言い忘れてましたけど、基本、半角入力が基準です。
CUIで全角を使用することは日本語を入力するときだけですので殆ど使用しません。
cd desktopと入力すると先程までusersの中のuserに居ましたが、現在はusersの中のuserのdesktopに移動しているのが確認出来ると思います。ややこしいですが
先程cdとのみ入力すると現在の自分の場所が表示されるだけでしたがcdのあとに半角スペース開けて移動したい場所を入力すると移動することが可能なのです。
例 cd ????? ←こんな感じです。
cdコマンドは私的に非常によく使用するコマンドですので覚えるようにしましょう。
まとめ
・現在、自分が居る場所の変更(移動)→cd の後半角スペース
こんな低クォリティなブログでさえ結構時間かかってめんどいのにランキングのるような高クオリティブロガーの人達ってどんだけ時間かけて書いてるんだろう・・・
パソコン初心者でも分かるGUIとCUIの違い
GUIとCUIの違い
GUI
GUIとはGraphical User Interface の略
読み方はグラフィカル ユーザー インターフェイス
普段パソコンをマウスで操作してる画面のことです。
上のような画面のことです。おそらく大半の人がここからマウスを操作してネットサーフィンやファイルの操作をするでしょう。
CUI
CUIとはChracter User Interface
こんな画面のやつ。マウスを使わずにキーボードのみで操作する画面のこと
一般の方が想像するイメージとしてはハッカーなどがカタカタやってそうな画面です。
まとめると「マウスを使うのがGUI、キーボードのみで操作するのをCUIってくらいの認識でok」
いろんな本とか読んだりするけど何か専門的に難しく書いてあるのが多い気がする。